オレンジカフェ「おっぽ」開店

こんにちは!OPPONESS 古岡です!

本日は当施設での初開催となる、札幌市認知症カフェ認証 オレンジカフェ「おっぽ」が初開催されました。

 

 

日本は高齢化が進み超高齢社会と呼ばれる時代になりました。2025年には5人に1人が認知症になると言われており、政府の対応策として認知症カフェの普及が推進されています。認知症カフェは、認知症の人とその家族が地域で孤立することを防ぐとともに、認知症についての地域住民の理解の促進、認知症の人と家族を支える地域づくりを行うことを目的にしています。初開催となるオレンジカフェ「おっぽ」では、地域の様々な方々にご協力いただき、認知症の理解を深めるためのプログラムを行いました。

 

 

札幌市西区第1地域包括支援センター長 海老 秀典氏による「地域の認知症の方の現状や受けられるサービスについて」をお話ししてくださいました。ご家族の方が認知症になった場合にどのようなサービスがあり、どのような対応をするべきかを、実際の事例を交えながらわかりやすく説明してくださいました。

 

 

介護を必要となった場合の手続きはもちろん、介護する側の相談にも対応する活動をされています。男性介護者のお料理教室や、介護者のケアへの取り組みにも今後力を入れていくとのことでした。講話終了後は、個別介護相談も行われました。

 

 

札幌市西区ご当地体操「エコロコ!やまべェ誰でも体操」を、参加者全員で行いました。通称「やまべェ体操」は、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)を予防のための運動など、介護予防に重点を置いた体操です。座ってもできる運動のため、どなたでも体操することができます。当施設では、毎週木曜昼12:30より施設開放し「やまべェ体操」を行っています。

 

 

「高齢者の口腔衛生」について、地域の歯科医であるスマイルオフィスデンタルクリニック山の手院 松嶋 洋之院長にお話しいただきました。

 

 

口腔内の基本的な働きや、高齢者に多い誤嚥性肺炎についてをわかりやすくお話ししてくださいました。誤嚥性肺炎を防ぐためにも、食後90分は横にならないほうが良いというお話は、参加者のみなさんも驚いていました。また、口腔内の乾燥を防ぐため鼻呼吸を促す「あいうべ体操」も紹介してくださいました。インフルエンザにも効果的とのことでした。

 

 

カフェブースでは、チョコホリックより手作りお菓子の提供がありました。また、カラダラボ山の手でも人気の足岩盤浴やメドマーの体験もしていただきました。

 

 

最後は、シナプソロジー普及会アドバンスインストラクターである古岡 貴博が、認知症予防にも効果的な脳活性化メソッド「シナプソロジー🄬」をご紹介しました。カラダラボ山の手やOPPONESSでも大人気のプログラムは、少しずつ山の手地区から広まってきています。

 

 

最後は参加者全員で、とても良い混乱が起こり活性化されたようでした。シナプソロジー🄬は12月の健康教室でも「シナプソロジーエクササイズ」として行います。また、11月28日(火)20:00~TBS系列「予約殺到!スゴ腕の専門外来スペシャル」でも紹介されますので、ぜひご覧ください。初開催のオレンジカフェ「おっぽ」は、地域の皆様のお力添えで大成功に終わりました。本日お越しくださいました参加者の皆様や講師の方々、ボランティアの皆様にこの場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。地域の小さな輪が大きな輪へと広がっていくよう、これからも貢献していきたいと思います。次回の開催は来年3月3日(土)を予定しています。詳細が決定次第OPPOホームページにて配信していきますのでお楽しみに!!