オレンジカフェ「おっぽ~秋から冬へ~」

こんにちは!オッポネス 古岡です!

本日は第4回目となる、札幌市認知症カフェ認証 オレンジカフェ「おっぽ」が開催されました。

 

日本は高齢化が進み超高齢社会と呼ばれる時代になりました。2025年には5人に1人が認知症になると言われており、政府の対応策として認知症カフェの普及が推進されています。認知症カフェは、認知症の人とその家族が地域で孤立することを防ぐとともに、認知症についての地域住民の理解の促進、認知症の人と家族を支える地域づくりを行うことを目的にしています。

 

第4回目となるオレンジカフェ「おっぽ」では、地域の皆様との交流や絆を深めるための場を目指し開催しました。

 

今年9月に発生した北海道胆振東部地震やそれにともない起きた停電を教訓に、防災について考える防災セミナー「防災Q&A」を行いました。震災時に起こりえる危険を予測し回避するためには危険予知トレーニングが重要です。イラストを見ながらみなさんに考えていただきました。

 

株式会社 生活環境工房あくと様のご協力でトレーニング用の資料を用意し、株式会社OPPO代表取締役大森千帆が担当しました。日常生活のなかでどのような危険が潜んでいるか観察します。ご自身の生活と照らし合わせ環境整備することが重要だと学んでいただけました。

 

 

ケアマネジャーに聞く「今の高齢者住宅情報」では、札幌市西区第1地域包括支援センター長の海老秀典さんがお話ししてくださいました。様々なサービスや施設がある中、転居を考えるタイミングは独居が困難となってきた場合が多いということです。住宅の種類や入居条件、費用などわかりやすく説明していただきました。本日お越しいただいたお客様の中には一人暮らしの方も多く熱心にお話を聞かれていました。また、重要なポイントの一つとして施設のパンフレットなどには、別途かかる費用のことなど基本「小っちゃく」書かれていることが多いため、慎重にパンフレットや読むことや、質問することが重要だということでした。

 

 

講話終了後は、直接ケアマネジャーとお話ししていただける時間もありました。ご家族に認知症の方がいたり、悩んでいる方がどこへ相談していいかわからないという場合も、オレンジカフェをきっかけにサービスにつながることもありますので、たくさんの方々に知って頂き活用していただければと思います。

 

 

講話の合間にはスタッフがピアノの生演奏を披露。お茶を飲んだりお昼ご飯を食べたりと、ゆっくりとした時間を過ごしていただきました。

 

 

最後は全世代で楽しめる「脳活性化体操 シナプソロジー」をインストラクターである古岡が担当しました。今回は脳の活性化ばかりではなくカラダもたくさん動かすシナプソロジーを用意致しました。ちょっと抵抗のある脳トレも楽しくできるのが「シナプソロジー」のいいところです。

 

 

同時開催の「山の手文化展」の作品を見ながらお話にも花が咲きました。今回のオレンジカフェ「おっぽ」では、みなさんの交流の場としてもご利用していただく事が出来ました。毎回好評をいただいているオレンジカフェ「おっぽ」は、来年1月より毎月第3土曜日に開催することになりました。より気軽に、そしてたくさんの方々と交流できる場として活用していただければと思っています。詳細はホームページなどでもご紹介してまいりますのでお楽しみに!